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Operation NIMROD :駐英イラン大使館占拠事件 - 1980 4/30-5/5 Operation BARRAS :駐シエラ・レオネ英兵人質事件 - 2000 9/10
駐英イラン大使館占拠事件 Operation "NIMROD":ニムロデ作戦
1980年4月30日
大使館襲撃のまさにその時に,首都警察で警察犬トレーナーのダスティ・グレイ(元SAS下士官)が近くに居たため事件を察知.SASへ通報.当時,CRW TeamはB中隊で,通報時はまさにキリング・ハウスにて訓練中だったが,急きょロンドンへの向かう. 私服でランドローバーに乗って偵察を行い,来るべき突入への備えとして大使館屋根の煙突に降下用ロープを結び付けておいた. ロンドン兵舎にて諸々を検討.人質だったBBS職員の一人が解放されたたテロリスト達の数・位置・武装等を確認.大使館の隣のビルは5階建てで,そこから突入を仕掛けるのにはうってつけである,とのコトとなる.人質達の写真が各隊員に回され,テロリスト達を識別し掃討する幾多のプランがねられた. 採用プランはチームを2つ(Red & Blue)に分け,それぞれ別のルートから突入することにした.レッド・チームは屋根からのファースト・ロープにより1F及び2Fのバルコニーから突入.ブルー・チームは陸上からの突入.各チームは窓枠破壊用にプラスティック爆薬を装備.各隊員は9mmブローニングとH&K MP5サブマシンガンを黒尽くめの戦闘服と一緒に装備することとなった. テロリスト達は警察との交渉で,当初の要求を諦め,調停役として駐英アラブ系大使3名との面会と,英国外からの安全な脱出確保を要求.
5月5日
18:50
19:07
19:23 テロリスト達は突入を察知.リーダーのオーアンは突入してきた1隊員に狙いを定めたその時,人質だったロック巡査が体当たりし,彼を組み伏せた.直後に銃撃が始まりオーアンも撃たれた.テロ達も応戦し,人質1名死亡,2名はケガを負った.
20:15
駐シエラ・レオネ英兵人質事件 Operation "BARRAS"
2000年9月10日 |